長年連れ添った夫が発達障害者であることがわかった。
それってけっこうすごいこと。
なのに、子ども達もそうかもしれないと医師に告げられた。
それって更にすごいこと。
それでも日常は何も変わらない。
私は、いつもと同じように掃除をし、洗濯をし、ご飯を作ってたんだけど。
気づいたら涙がポロポロ
ご飯を作っていたら勝手に涙がポロポロと流れてきた。
私ったら、そこで初めて(あぁ、私。傷ついてたんだ)と知ることができました。
大丈夫だと思ってたんですけどね。
だって夫のことは既に困り果ててたから。
この人なんでこんなことするんだろう?何故わかってもらえないんだろう?何故?何故?
この長年の何故の理由が「発達障害」とわかったのだから、私はどちらかというとホッとしてました。
障害受容のプロセス「コーンの分類」
障害を受容するプロセスに「コーンの分類」というものがあるのをご存じですか?
健常者だったのに、ある日突然、身体障害を患った方が障害を受け入れるために通る過程らしいです。
こんな5つのプロセスを通るんだって。
- ショック(大きな混乱により、事態を理解できてない)
- 回復への期待(障害がなくなり、すぐ治ると思う)
- 悲嘆(希望を失い、無気力で回復意欲を失う)
- 防衛(何も変わらないと思いながら、今までのことに執着する)
- 適応(障害は人と違うだけであり、悪いものではないと受容する)
私、2~4すっ飛ばしてたな。
だから心と体が繋がってなくて勝手に涙が出たのだろうか。
日常生活は今まで通り、笑って楽しく過ぎていくんですよ。
でも、どこか夢の中にいるような感覚で、イマイチ現実味がありません。
人生の転機
こういう人生の転機がくるたびに思う。
自分ちっちゃいなー って。
受け入れてるつもりが完全にじゃないんでしょうね。
時間と体力、広い心が欲しいな。
もっと強く、優しい人間になりたい。
少しずつ受け入れていけばいいんですかね。
思っていたより大変そうだ!
最近、発達障害関連の書籍や、ご本人、ご家族のブログを読み漁ってるんですよ。
そしたら現実を目の当たりにできたというか。
思ってたより大変そうだ!って怖気づいちゃったのです。
だから凹み気味なの。
いっぱい凹んで元気になって、また凹んで元気になって。
そういう繰り返しをすればいい。
そのうち、ちっぽけな私から少しずつ大きくなっていければいい。
少しずつ変わっていけたらいいのにな。
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