【児童精神科】2回目の診察でも様子見

ASDグレーゾーン

長男と児童精神科を受診してきました。

彼が発達障害であるのか、そうでないのかの診断を仰ぐためです。

結果から言うと、またしても 「様子見」

前に書いた「伝えきれなかった長男の気になっていること」について、今回は全て伝えました。

それをふまえての「様子見」です。

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ASDっぽさ定型っぽさ両面持ち合わせている

診察室ではこんな会話をしました。

長男君は、感覚過敏やこだわり等、ASDの要素は持っています。でもそれは、定型と呼ばれる子達も持ち合わせてるものですから。

私からすると強いこだわりに見えますが、気にしなくてもいいのでしょうか。

彼の場合、学校でのトラブルがないですよね?小さい頃にごっこ遊びが好きだったこともそうですが、障害と結びつけにくい要素もあるから難しいです。知能検査だけでは判断できないので、もう少し時間をください。

はっきり診断がつく子は学校でのトラブルが必ずといっていいほどあるそうです。

でも、長男はそれがない。だから今の段階では何とも言えないようです。

プレイセラピーが始まる

今後は、別の先生が遊びを通して長男のことを探っていくそうです。

プレイセラピーと言うらしい。

遊びってなんだろう?絵を描くとかかな?

詳しい内容は聞きませんでしたが、検査というより観察をしながら長男の内面を引き出していく、というような説明でした。

心理士さんと過ごす時間は、1回1時間。

1度では終わらないらしく、4~5回通うことになりそうです。

うーーーん。けっこう大変だ。

土日、祝日やってないから学校を早退か遅刻させないといけないし。

弟達を連れていくとゆっくり話ができないので、その都度預け先を確保しないといけないし。

最近長男は落ち着いているので思わずめんどくさい気持ちが出てきましたが^^;

まぁ、でも。

せっかくここまできたし!

長男のこと知りたいし!

最後まで頑張って通いたいと思います。

プレイセラピーって何?

家に帰ってプレイセラピーを調べてみました。参考になったサイトから抜粋させてもらいます。

プレイセラピーとは子供が安全な環境のもと遊びを通して抑圧された感情(悩み、怒り、不安、恐怖、孤独感、罪悪感、心配事など)を探求し、それを表現させることで行う子供のための心理療法

引用元:香港アドベンティスト病院

あの子、抑圧された感情があるのか…

家は安全な環境ではないのか?いや、そういうことじゃないか。

複雑な気持ちで調べていくと、こんなことも書いてあった。

プレイセラピーで期待できる効果として、

自信と集中力がつき、学習能力、想像力の向上がある と。

うん、よくわからないけど長男のためにはなりそうだ。

これから先生方の話をしっかり聞いて、彼のために動いていきたいと思います。

泣いていた見知らぬお母さん

余談だけど、待合室にいた時のこと。

検査室のドアが開いてヨチヨチ歩きの小さな男の子が出てきました。

かわいいな~って眺めていたら、直後に、その子のお母さんとお姉ちゃんも出てきて。

お姉ちゃんが長男より少し小さかったので、うちと年の差が同じくらいかな?なんて思ってたら(見すぎだね、私。なんか気になっちゃって)お母さんがポロポロ涙を流していらっしゃいました。

笑いながら。

あ、泣いてる、と思って、あまり見ないようにしてたんだけど、

先生になにかを言いながら、笑って涙されているその姿を見て、色々考えてしまいました。

発達障害とわかった涙かな、とか。

障害じゃないと安心した涙かな、とか。

日頃の疲れが出た涙かな、とか。

本当に大きなお世話ですが、

“ なんだかわかんないけど がんばって! ” と思いました。

そして、私も がんばろう。

少し前まで。

私は、こういう世界があることを知りませんでした。

今は、知ってよかったと思っているし、

自分の子に障害があったとしても、なかったとしても、

もっと知りたいと思っています。

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