前回の続きです。
度々検査の後に体調を崩してしまう長男。
もうすぐ3回目の検査があるので、病院に問い合わせてみることにしました。
このままだと、また検査の後に辛い思いをするんじゃないかと思って…。
検査の内容聞こうとしたけど断られた
児童精神科の看護師さんに聞いてみました。
次はどんな検査をするんですか?
検査の後、体調が悪くなるので見通しをつけてあげたいのですが…。
するとですね。
検査の内容は教えられません。
心構えができると正しい検査ができないですし、初めての検査への対応力も見たいので。
たたた、確かに!!
そりゃそうか。
長男が見通しがつかない初めてに弱いということに気づけたのも、今回検査を受けたからこそ、だものね。
というわけで、検査内容はわからぬまま、次の検査にもチャレンジさせようと思います。
がんばれ、長男。
本人は気にしてなかった
でね?このこと、本人に伝えたんです。
「検査内容は教えて貰えないんだって」って。
そしたら、長男。
「全然いいよ!教えてもらったらワクワクが減るじゃん♪」
だって。
・・・。
そなの( ゜д゜)?
ワクワクしてたの?
お腹壊しちゃったのに?
もう、どんだけわかりにくいんだよ、お前さん…。
過集中?見通しがつかない不安?
長男と会話しながら気づいたんだけど。
彼の特徴「初めての検査後に体調を崩す」ですが。
これ、ASDの特性である
過集中
にもバッチリ当てはまりますね。
話は横にずれますが、長男は、スケジュールをたてることが大好きです。
こういう計画をいつも頭でたてています。
スケジュールをたてているときは、それはそれは生き生きとしています。
でも、現実は。
1人暮らしじゃないですからね。
弟達に、予定を崩されることが多いんです。
そして、そんなときに彼は、激しく怒ります。
「じゃあ、いつテレビ見ればいいんだよ!」なんて。
普段は優しいお兄ちゃんなのですが、そういう時は本当に「豹変」するカンジ。
予定が5分遅れたら、見たいテレビを録画して、見る時間を5分ずらせばいいだけだと思いますが、彼にとってはスケジュールは絶対的なものであるようです。
私はその背景には、ASD特性の
見通しがつかないことや初めてのことに不安が強い
があるのかな、と感じてました(ルールを崩され、次の見通しがつかずにパニックになる)。
だから、初めてやる検査には不安が大きいのだろうと解釈してたのですが、でも、本人曰く、「検査はワクワクする」ようで。
もしかしたら、体調を崩す原因は、「過集中」の方にあるのかもしれないな。
健康を害するほどの過集中
長男は、集中力がすごいんですよ。
本を読んでる時、テレビを見ている時は耳が聞こえなくなります。
小さい頃を思い出しても、字を覚えたての頃にオリジナルの絵本を数時間かけて作り上げたり、食事の時間を過ぎても、こちらが止めるまで工作をやり続けたり。
興味関心をもったものについては、年齢不相応の強い集中力で驚いたものでした。
集中力が高いのはいいことなんですけどね。
今までメリットにしか考えてなくて、スルーしていたのですが。
もしかして、彼がなにかに集中することが、
集中力が高いわね!すごいね!
というレベルではなく、
健康を害するほどの過集中
になるのなら、
配慮が必要なのかな~って思いました。
ワクワクするくらい検査が楽しみなのだとしたら、過集中になっちゃうよねぇ。
ASDに当てはめた方が自然
ふと思う。
医者が偏りは無いと言ってるのに、素直に納得しない私は変なのだろうか。
なんかね…
息子を障害者だと思いたいわけでは勿論ないけど、逆に、思いたくないわけでもないんです。
どっちだって、息子が息子であればそれでいいんです。
そして何より、一歩引いてみてみたときに、
ASDの特性に当てはめて考えた方が自然
なんですよ。
たぶん、この先、
「お母さん、この子は健常ですよ。なんの心配もいりません」
と、もし医者に言われたら。
私、納得できないと思う^^;
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