長男に家族の発達障害を告知する①

長男

子どもに障害を告知する。

夏休み。私はそのことで頭がいっぱいでした。

家族の意識が大きく変わることだから。

プラスかマイナスか、ベクトルがどう動くか全くわからなかったから。

これから書くことは、その時の記録です。

しばらく長男へ告知した時の記事が続きます…。

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長男に告知する『お父さんには発達障害があるんだよ』

まぁ告知と言っても、長男に診断が出ているわけではありませんので、いわゆる「あなたはアスペルガーです」というような告知ではありません。

ここで言う告知というのは、

・ お父さんにはアスペルガーとADHDという障害があること

・ 長男にもその傾向があること

・ 弟達にもその傾向があること

です。

小学5年生には酷だと思いますか?

でもね。

これは、ずーーっと、ずーーーーーーーっと考えてたことだし、先日「言うなら今だ!」というタイミングがきたんです。

実は長男。塾をやめました。

理由は、過敏性腸症候群による腹痛で満足に通えなくなった から。

夏休みは夏期講習があったんだけど、3回に1回くらいかな?休むようになっちゃって。

本人とても辛そうでした。

そして、言うんですよ。

「なんで僕はこんな体なの?」

「これは気持ちがかかわってるんでしょう?なんで僕はこんなにマイナス思考なの?」

って。

良くも悪くも「自分」というものに興味が沸いてきている今が、長男に話すチャンスだと思いました。

それに、私が仕事を再開してから、たぶん長男読んでるんですよねぇ。

発達障害関連の本を^^;

私、何冊も持っていて、わかりにく~い場所に隠しておいたつもりなんだけど、多分、1人で留守番してるときに読んでるんじゃないかなぁ。

読まないにしても、「アスペルガー」や「ADHD」という見慣れないタイトルは気になっていると思う。

外部からではなく自分で伝えたい

第三者からでは嫌なんです。

私の言葉で伝えたい。

お父さんは障害があるけど頑張っていること。

失敗が多いけど、ここにある薬も、あの張り紙も、このホワイトボードも、頑張っている証なんだってこと。

お父さんは、長男や皆のことが大好きなんだってこと。

そもそも、障害ってなんだろう?悪いことなのかな?

多数派が正解なの?少数派は悪なのか?

一緒に考えたい。

発達障害を知るということは家族を知るということ

それから、長男にとって知ることは大切です。

あなたがいつも「うるさい」「散らかすな」と悩んでいる弟達のこと。

彼らがADHDだとしたら?

言っても聞かないのではなく、聞けないのだとしたら?

あなたは音や匂いに敏感で困ることがあるよね。

それがもし、アスペルガーの特性だったら?

なんでだろう?どうしてだろう?で終わりじゃない。

原因がわかれば道が見えてくる。

工夫すれば解決できるんだって教えたい。

私達家族にとって、アスペルガーやADHDという障害を知ることは、家族を知ることに直結します。

だから、私は長男に伝えたい。

家族のことを知って欲しいと思う。

そう思い、夏休み最後の日。

私は彼に話をすることにしたのです。

続きの話はこちら↓

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