長男に家族の発達障害を告知する②

ASDグレーゾーン

こちらの記事に書いたように、長男に話をしました。

お父さんの発達障害、アスペルガーとADHDのこと。

長男も次男も三男も、その傾向がありそうだということ。

今日はその時のことを記録したいと思います。

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伝えたのは夏休み最終。晴れの日だった。

伝えたのは8月31日。

夏休み最後の日でした。

その日を選んだのは、

・宿題が全て終わり遊びに行く予定もなく、心と時間にゆとりがあった
・夫が出張、次男と三男が保育園で留守だった
・快晴だった

からです。

最後の天気。

天気関係ある?と思われるかもしれないけど。

私、雨の日はやめようと思ってたんですよ。

なんかイメージってあるじゃない?

快晴の。空がパーーーっとひらけてるような、そんな気持ちのいい日に言いたかった。

やっぱりね、慎重になりますよ。

発達障害って、本来ならば「長男はA型なんだよ」「長男は左利きなんだ」と同じレベルで伝えられることだと思うんだけど、実際にはそう簡単にできない。


偏見がありますからね。

「障害」という言葉を使ったときに、長男がなにを感じてどんなことをイメージするかが全くわからなかったので、伝える環境には気を遣いました。

準備した告知グッズ

告知をすることで彼の自尊心を削ぐようなことしたくないですからね。

「障害ってことは治らないんだ。じゃあ僕は一生できないことがあるんだ。皆と違うんだ」

こんな風に思われちゃったら困ります。

一家の大黒柱である父親に障害があることを知り、

「じゃあ僕の家は壊れるかもしれないんだ」

こんな風に不安になるのも避けたい。

アレコレ考えて、とりあえずこんな告知グッズを用意してみました。

画像見にくくてすみません。雰囲気だけ…

我ながら慎重だと思う。

どんだけビビりなんでしょう。

視覚にも訴えられるように画用紙を使い、カテゴリ別に色分け。

画用紙は明るい色を選んで、飽きないように小出しにして見せました。

一番重要なのは、発達障害だと言われている有名人の名前が書かれている画用紙です。

単なるうわさの人もいそうですが、いいの。

このメンバーに、長男が好きな、アインシュタインやエジソン、織田信長が入っていることが何より重要なのだから。

告知に要したのは1時間。そして受け入れてくれ…たのか?

で、「長くなるよー 1時間コースだよー?」って、話し始めたんだけど。

長男は最後まで、ずーーーっと真剣に聞いていました。

父親のことを話したとき、彼の反応は、「やべーじゃん!」でした。

でも、(なるほど、だからかー)という思いの方が大きいようでした。

そして、「別に今の生活が変わるわけじゃないんでしょ?工夫すればいいんだよね」と、彼なりに納得をし、受け入れたようです。

もしかしたら参考になるかも、と渡したアスペルガーに関する本は、手にとってすぐに読み始めてました。

読みながら「俺すっごい当てはまってる!」と言っていました。

彼曰く、アスペルガーの特徴に、8割以上は当てはまるのだそう。

結局、1時間以上は話したのかなぁ。

最後には、

「父ちゃんADHDとアスペルガーで、かーちゃん病気(メニエール病)で、俺アスペルガーかもで次男と三男ADHDかも、だったらよりどりみどりだねー」

っと、笑ってました。

「そうだねー」って、私も笑いました。

 

そうだよ、長男。

うちは、よりどりみどりだね。

みんなちがってみんないい

みんなちがうから大変なこともあるけれど、工夫をすれば大丈夫。

今日、長男は知ることができたのだから、あとはそれを活かそうね。

家族を知って、一緒に協力していこう。

一緒に楽しんでいこうね。

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