去年のヤフーニュースで初めて出逢ったんですが。
ご存じの方も多いかな?
葉っぱ切り絵アーティストのリトさん。
こちらの作品も昨日拝見したリトさんの作品なんですが、もう素晴らしくて心に響きまくりだったので記事にしたくなりました。
作品名は「お母さん、頑張りすぎないでね」
夕暮れ時にミシンをかけているお母さん。その後ろ姿を見つめる子。
何を作ってるんだろう?子どものお洋服?それともお仕事?
優しいタッチのイラストにじんわり心が暖かくなります。
葉っぱ切り絵の作者はリトさん。ADHDをもっておられます。
作者であるリトさんは、発達障害(ADHD)をお持ちでいらっしゃいます。
うちの夫と息子と同じです。
私もう感動しちゃって、ネットで紹介されてた作品殆ど見にいってるんですが、これとかもすごくない?
素晴らしくないですか?
これ、本物の葉っぱなんですよ。
生きてる葉っぱを切り絵の材料にされているのです。
私、保育士時代にこれ知ってたら、絶対子ども達にさせてたなぁ。
葉っぱ選びからイラストの構想から切り込み作業まで、想像するとワクワクしちゃう。
想像力・集中力を養える、よい教材になると思います。
ニュースに掲載された記事読んでみたんですが、葉っぱ切り絵って、切る題材が生きてる葉っぱだから、切り始めたらすぐに傷み始めるそうなんです。
なのでリトさんは、この繊細な作品を2時間以内に仕上げるのだそう。
それはそれは高い集中力をお持ちなんですね。
ADHDの特性を活かす見本になってくれた
こういうことですよね、特性を活かす って。
うちは子ども3人、発達に凹凸がありますが、いつもいつも考えてるんです。
この子達の得意は何かな?何を活かせるかな?って。
ASDな長男は、人付き合いが苦手です。
感覚過敏やこだわりで苦しむことも多い。
でも、算数が好きだから。
数検受けたらどうかな。そこでトップにいけたら自分に自信がつくかもしれない、とか。
ADHDな次男、三男は、注意力散漫です。
けど、物怖じしないし発想力が豊か、絵が上手。
お絵描き教室通わせたらどうかな。彼らの発想力が伸びたら人に褒められ自己肯定感が下がらず済むかも、とか。
そうやって特性の活かし方を考えていた時に、リトさんの葉っぱ切り絵に出逢い、感動をいただいたのでした。
リトさんはASDではなくADHDだった
ただ意外だったのが、リトさんはASDではなくADHDだという事。
私、作品見ながら(やっぱりASDの方の集中力はすごいなぁ)って勘違いしながら眺めてました^^;
だって、我が家で言うと、ASDの長男に向いてる作業に思えるから。
長男は、自分の興味にズドンとはまったものには、たぐいまれなる集中力を発揮します。
集中している時には耳は聞こえませんからね、名前読んでもスルーされるし、顔つきも変わります。
けど、ADHD気質の次男、三男は正反対。
葉っぱを渡せば「やるやる!」と飛びつくでしょうが、一瞬で飽きそうです。
2人には長時間集中することができないから、途中で投げ出すでしょう。
でも、リトさんは、それをやってのけてるってことだもんな。
今度、ASDとかADHDとかとっぱらって、
単純に、室内遊びの一環として、葉っぱ切り絵やってみるといいかもしれない。
すごく楽しそうです♪
リトさんの作品、もっと見たい!という方はツイッターフォローするといいかも。
色んな作品に出逢えますよ。
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