大人の発達障害 本人に自覚がない場合に家族はどうするか

カサンドラ

障害というものを考えた時。

家族に障害者がいたら、支えるのは当然のことかもしれません。

でも、本人に自覚がない場合。

間違いなく困っているのに、「発達障害ですね」と診断されたのに、本人が「そんなはずはない」と自覚しないことがある。

その場合、周りはどうしたらいいのだろう。

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目に見えない発達障害を支える難しさ

発達障害は目に見えない。

目に見えないものを支えるのって、とてつもないエネルギーを使うんです。

そして、当事者さんが「自覚」している場合と「自覚してない」場合では、エネルギーの使い方は大きく変わる。

良かったら想像してみて欲しい。

自分に障害は無いと思っている人を支える
しかも、その障害は目に見えない
見えないのに説明もしてもらえない

できますか、こんなこと。

支える側には様々な力が要求されます。

洞察力
分析力
思考力
精神力
判断力
忍耐力

無理だろうな。

私に備わっている力は微々たるものです。

足りない、全然足りません。

自覚があっても一筋縄にはいかない大人の発達障害

うちの夫は幸い(?)自分に発達障害があることを自覚しています。

それでも大変です。それは今まで書いてきた通りです。

本人に自覚があり、医療機関に繋がっていてもこんなんなのに。

自覚がない場合はどうしたらいいんでしょうね?

夫にもし発達障害の自覚がなかったら

もし、自分の夫が発達障害を認めなかったらと考えたら答えは簡単かもしれない。

離れます

うちはでっかい二次障害出てますからね。

自覚しないで病院とも繋がらず、好き勝手されたらサヨナラです。

私が彼を変えてみせる
私さえ我慢すれば

そんな風に思わない方がいい。

我慢すればどうにかなるものじゃない。

我慢では無く、自然に相手を理解し、適切な関りができるならいいと思う。

そしたら相手の困り感は減るでしょう。

状況はプラスに変化しそうですよね。

ただ、難しいと思う。

仏や神でなきゃ無理と思う。

それは実体験から学んでます。

福祉の介入が必要だと思う

発達障害の自覚がない場合に、本人が悪いのかと言ったらそうではなくて。

療育を受けられずに大人になってしまった場合、困りごとを自分のものだと自覚するのは難しいのだろうと思います。

だから私は福祉の力が必要だと思う。

うちにも欲しい。

素人じゃ対応するのが難しいんですよ。

特別な能力も何もない、こんな平凡な私じゃ難しい。

だから、ブログにまで愚痴吐いてるんだけど。

でも、愚痴すら伝わらない。

「うちの旦那も同じだよ」

「考えすぎなんじゃない?」

そりゃ、そう思うよね。

普通の人の想像の範囲を超えてるんだもの、体験しなきゃわからないよ。

だから、専門家に助けてもらいたい。

福祉に介入して欲しいと、心から願ってます。

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